1994年ワールドカップアメリカ大会。
優勝したブラジル代表には、世界最高と呼ばれた右サイドバックがいた。
それは、アメリカ大会での陰のMVPとも言われていたジョルジーニョ。
しかし彼は初めからサイドバックではなかった。
少年時代、彼はセンターバックとしてプレーしていた。しかし身長が低かったため、
サイドバックへの転向を勧められた。
「確かに身長は低かったし、当時はポジション転向の他に選択肢はなかった。」
そして右サイドバックで彼の持っていた才能が花開いた。
豊富な運動量・的確な攻撃参加・精度の高いキック......。攻撃的なブラジルサッカーの中にあって、
相手に得点を与えない「固い守り」は、まさにディフェンダーの象徴的な存在であった。
「あの転向が無かったら、今のボクはなかった。感謝しています。」
ひとつの転向がジョルジーニョの人生を変え、そして世界最高のサイドバックを生んだのだ。
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