FCバルセロナ所属のフォワード、ボージャン・クルキッチはまだ18歳。
スターが揃うスペインで、なぜこんなにも早く代表に選ばれたのか。
そこにはサッカーの実力はもちろん、もう一つのある理由があった。
ボージャンの父親はセルビア人。彼は生まれ育ったスペインと父の祖国セルビアの2つの代表チームに
選ばれる権利を持っていた。
FIFAの規定では、フル代表の試合に出場するまでは国籍選択の権利が認められる。
2008年、父の祖国セルビアは、まだ17歳だった彼の才能に目をつけ、セルビア代表に迎えようとスペインより先に動きだした。
そしてその動きに対抗するようにスペイン代表もボージャンを召集。
父の故郷と自らの生まれ故郷......スペインを選ぶ事に迷いは無かったのだろうか。
「両国にはとても感謝しています。特にセルビアには。まさかセルビア代表も僕に興味があるとは知らなかったので、セルビアから呼ばれた時にはすごくうれしかった。でも僕の目標はずっと、スペインの代表としてデビューすることだったのです」
自らの故郷スペインのために。ボージャンは2010年南アフリカを目指している。
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